協賛の意味とは?スポンサーとの違いをわかりやすく解説!正しい使い方・例文は?

握手

「協賛」という言葉には、「賛成し、協力すること」という意味があります。

事業などを支援する際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「協賛」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

「協賛」の意味は『事業・催し物などの趣旨に賛成し、協力すること』

握手

【協賛の意味】

[名](スル)

  1.  事業・催し物などの趣旨に賛成し、協力すること。
  2.  明治憲法下の帝国議会で、法律案・予算案を成立させるために同意の意思表示をすること。

引用:goo辞書

協賛の読み方は「きょうさん」です。

語源は「協」と「賛」の漢字の組み合わせから来ており、

  • 「協」は力を合わせること
  • 「賛」はたすけること

の2つが合わさってできた言葉です。

『協賛』には

  • 事業・催し物などの趣旨に賛成し、協力すること

などの意味があります。

協賛の正しい使い方を例文で紹介!

人々

協賛」は、事業などの趣旨に賛成し、協力したり支援したりする際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

花火大会の協賛企業一覧を見てみよう。

例文②

B男

私の会社は地元の秋祭りに協賛しています。

例文③

C子

イベント開催のため、協賛金を集めなければならない。

例文④

B子

町おこしイベントへのご協賛をお願いしております。

例文⑤

C男

新しい野球チームの協賛企業を募集します。

【協賛を使う時の注意点】

協賛するのは相手側であるため、協賛をお願いする立場の話し手は、謙譲語を使うなど丁寧な言葉遣いを心がける必要があります。

「協賛」類義語・言い換え4選

人々

『協賛』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 支援
  2. 後援
  3. 援助
  4. スポンサー

類義語①支援の意味

[名](スル)力を貸して助けること。「独立運動を―する」

引用:goo辞書

B子

これからも働く女性達を支援していきたい。

類義語②後援の意味

[名](スル)

  1.  仕事や計画などの後ろだてとなって、資金を提供したり便宜を図ったりして援助すること。「市が―するスポーツ大会」
  2.  後方にひかえる援助の兵。

引用:goo辞書

A子

少年野球チームの後援会を立ち上げた。

類義語③援助の意味

[名](スル)困っている人に力を貸すこと。「資金を―する」「国際―」

引用:goo辞書

B男

叔父さんに大学の学費を援助してもらった。

類義語④スポンサーの意味

  1.  民間放送の番組提供者。
  2.  事業などの資金を出してくれる人。出資者。

引用:goo辞書

B子

この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りしました。

「協賛」「スポンサー」の違いは?

女性

「協賛」と「スポンサー」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

協賛」には事業・催し物などの趣旨に賛成し、協力するという意味がありますが、

それに対し「スポンサー」には、事業などの資金を出してくれる人という意味があります。

どちらも事業などに賛同し、協力するという意味ですが、「スポンサー」は金銭面の支援を中心として行うという意味合いが強くなります。

「協賛」は英語で『cooperation

人々

協賛は英語の『cooperation』に言い換えることができます。

cooperationの意味

協力、協調、提携、連携

引用:英辞郎

英語の『cooperation』には

  • 協力
  • 協調
  • 提携
  • 連携

という意味があります。

「協賛」の対義語・反対語はない

女性

「協賛」という言葉の対義語・反対語は、ありません。

文脈に応じて反対の意味に言い換えると良いでしょう。

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