「野暮用」という言葉には、「趣味や遊びのためでない仕事上・付き合い上のつまらない用事」という意味があります。
日常会話でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「野暮用」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
野暮用の意味は『趣味や遊びのためでない仕事上・付き合い上のつまらない用事』
野暮用の読み方は「やぼよう」です。
語源は、野暮な人・野暮ったいといった表現の元となる「野暮」という言葉と、用事を意味する「用」が合わさってできた言葉で、
『野暮用』には
- 趣味や遊びのためでない仕事上・付き合い上のつまらない用事
などの意味があります。
「野暮用」の正しい使い方を例文で紹介!
「野暮用」は、取り立てて言う程ではないような実務上の用事・何の変哲もないつまらない用事を表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①

この後、野暮用がありましてお先に失礼いたします。
例文②

野暮用があったので、帰宅がいつもより遅くなってしまった。
例文③

今日は、野暮用を済ませてから出社する予定です。
例文④

都合が悪くなると、野暮用を思い出していなくなる夫にイライラしました。
例文⑤

飲み会に誘われましたが気乗りしなかったので、「ちょっと野暮用がある」と言って断りました。
【野暮用を使う時の注意点】
「野暮用」は趣味や遊びのためでない仕事上・付き合い上のつまらない用事を意味し、仕事上やつきあい上の用事を表現したい時に使われます。
また、例文④・⑤のように、取るに足らない些細な用事を指し、わざわざ用事の内容を説明する必要性がないときにも使われる言葉です。
また、「野暮用」と言われた際はそれを追及することは失礼にあたる可能性がある為、追求せずに軽く受け流すようにしましょう。
「野暮用」の類義語・言い換え4選
『野暮用』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 雑用
- 雑務
- 雑事
- 小用
類義語①雑用の意味
- こまごました、いろいろの用事。ぞうよう。
- こまごましたものの費用。雑費。
引用:goo辞書

パートになってから、会社ではほぼ雑用の仕事をこなしています。
類義語②雑務の意味
こまごましたいろいろの用務。
引用:コトバンク

先週は雑務に追われて、忙しかったです。
類義語③雑事の意味
本来の仕事以外のいろいろな用事。取るに足らない雑多な事柄。
引用:goo辞書

家の雑事に追われて勉強がおろそかになってしまいました。
類義語④小用の意味

小用で外出しますので、後の事はお願いします。

「野暮用」と「雑用」の違いは?
「野暮用」と「雑用」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「野暮用」には趣味や遊びのためでない仕事上・付き合い上のつまらない用事という意味がありますが、
それに対し「雑用」には、こまごました、いろいろの用事という意味があります。
どちらも「いろいろな用事」を指していますが、「野暮用」は実務的な用事や内容をはっきり言いたくない用事を表す時に使われます。
一方で「雑用」はこまごました雑多な用事を表す時に使われる言葉です。
「野暮用」は英語で『errand』
野暮用は英語の『errand』に言い換えることができます。
英語の『errand』には
- 使い・走り使い・使い走り
- (使いの)用向き・用事
という意味があります。
「野暮用」の対義語・反対語は『急務』
野暮用の対義語は、『急務』になります。
急務には
- 急いでしなければならない任務や仕事
などの意味があり、急いでしなければならない任務や仕事を表すときに用いられます。

少子化対策が国の急務だと思います。
「野暮用」は趣味や遊びのためでない仕事上・付き合い上のつまらない用事を指し、「急務」は急いでしなければならない任務や仕事を指しています。
