へべれけの意味とは?どこかの方言なの?正しい使い方・例文をわかりやすく解説!

飲み物

「へべれけ」という言葉には、「酒にひどく酔って正体のないさま」という意味があります。

日常会話でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「へべれけ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

へべれけの意味は『酒にひどく酔って正体のないさま』

酒

【へべれけの意味】

酒にひどく酔って正体のないさま。

引用:goo辞書

語源は「へーべーのお酌」という意味のギリシャ語「ヘーベー・エリュエケ(Hebeerryk)」がなまったという説があり、

美しい女神ヘーベーのお酌された神々は喜んで何杯も飲み干し泥酔したことに由来すると言われています。

『へべれけ』には

  • 酒にひどく酔って正体のないさま

などの意味があります。

へべれけの正しい使い方を例文で紹介!

酒

へべれけ」は、泥酔してべろべろになっている状態を表すときに使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

飲み過ぎてへべれけ状態の夫を連れて帰りました。

例文②

B男

昨日は空きっ腹にお酒を飲んでしまい、へべれけになりました。

例文③

C子

後輩は、会社の飲み会で一番へべれけになっていたので、記憶があいまいらしい。

例文④

B子

へべれけで深夜帰宅するのはやめてほしいです。

へべれけを使う時の注意点】

「へべれけ」は酒にひどく酔って正体のないさまを意味し、泥酔してべろべろになっている状態を表すときに使われます。

若者の間ではあまり使われておらず耳にする機会が少ないのですが、「へべれけ」は方言ではなく全国的に使われている標準語です。

うろ覚えの意味

へべれけ」の類義語・言い換え5

酒

へべれけ』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 泥酔
  2. 酩酊
  3. 乱酔
  4. 大酔
  5. 大虎

類義語①泥酔の意味

読み方:でいすい

正体をなくすほど、ひどく酔うこと。

引用:goo辞書

B子

よほどのことがあったのか、彼は泥酔していました。

類義語②酩酊の意味

読み方:めいてい

ひどく酒に酔うこと。

引用:goo辞書

A子

酩酊している後輩を置いてはいけないので、もう少しここにいます。

類義語③乱酔の意味

読み方:らんすい

正体がなくなるほど酒に酔うこと。

引用:goo辞書

B男

人に迷惑をかけるほど乱酔したことがあるので、お酒はほどほどにしています。

類義語④大酔の意味

読み方:たいすい

ひどく酒に酔うこと。

引用:weblio辞書

B子

彼は大酔するまで飲むので、とめてほしいと周りの人にお願いしました。

類義語⑤大虎の意味

読み方:おおとら

ひどく酒に酔った人。泥酔者。

引用:コトバンク

C男

先に飲んでいた上司はすでに大虎なので、あんまり近くに座りたくない。

へべれけは英語で『blotto

酒

へべれけは英語の『blotto』に言い換えることができます。

blottoの意味

(意識がなくなるほど)酔っぱらって

引用:weblio英和辞典・和英辞典

英語の『blotto』には

  • (意識がなくなるほど)酔っぱらって

という意味があります。

へべれけの対義語・反対語は『しらふ

酒

へべれけの対義語は、『しらふ』になります。

しらふの意味

漢字表記:素面・白面

酒に酔っていない、ふだんの状態。

引用:goo辞書

しらふには

  • 酒に酔っていないふだんの状態

などの意味があり、酒に酔っていない普段の状態を表すときに用いられます。

B男

しらふでは言いにくい話もあるだろうから、飲みに行きましょう。

「へべれけ」は酒にひどく酔って正体のない様子を指し、「しらふ」は酒に酔っていない普段の状態のことを指しています。

しどろもどろの意味

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