立て続けの意味とは?ビジネスでのスマートな使い方・例文を解説!言い換えは?

女性

「立て続け」という言葉には、「同じことや似たことが間を置かずに続けて行われること」という意味があります。

日常生活やビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「立て続け」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

立て続けの意味は『同じことや似たことが間を置かずに続けて行われること』

女性

【立て続けの意味】

同じことや似たことが間を置かずに続けて行われること。つづけざま。

引用:Weblio辞書

立て続けの読み方は「たてつづけ」です。

語源は、並べるという意味の「立て」に、途切れずに続くという意味の「続け」が組み合わされた言葉です。

『立て続け』には

  • 同じことや似たことが間を置かずに続けて行われること
  • つづけざま

などの意味があります。

立て続けの正しい使い方を例文で紹介!

人間

立て続け」は、同じことや似たことが間を置かずに続けて行われることを表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

昨日から立て続けにクレームが入り、対応に追われています。

例文②

B男

今週は立て続けに商談が入り、とても忙しかった。

例文③

C子

立て続けに契約が決まり、嬉しい限りです。

例文④

B子

今日は立て続けに会議があるので、お昼休憩が取れなかった。

例文⑤

C男

立て続けに職員が退職してしまい、人手不足が深刻だ。

立て続けを使う時の注意点】

「立て続け」は、短い時間内に物事が連続して起こる様子を表します。

トラブルや失敗などネガティブな出来事に使われやすいですが、成功や契約などポジティブな内容にも使うことができます。

立て続け類義語・言い換え5

人間

立て続け』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 続けざま
  2. 引き続き
  3. 連続
  4. 次々
  5. 延々

類義語①続けざまの意味

物事が次々と起こること。同じ事を続けて行うこと。また、そのさま。

引用:Weblio辞書

B子

続けざまにトラブルが発生した。

類義語②引き続きの意味

続けざまに。途切れることなく。

引用:Weblio辞書

A子

昨日に引き続き、今日も猛暑日です。

類義語③連続の意味

切れ目なく続くこと。また、続けること。

引用:Weblio辞書

B男

彼は社内のコンテストで3年連続優勝を果たした。

類義語④次々の意味

物事が次から次へと続くさま。

引用:Weblio辞書

B子

来客が次々と訪れ、ひとときも休めなかった。

類義語⑤延々の意味

物事がいつまでも長く続くさま、を意味する表現。長く延びている、ずっと続いている、だらだら継続している、いつ終わるか分からない、といった様子を形容する意味で用いられる。

引用:Weblio辞書

C男

彼は延々と自慢話を語り続けた。

矢継ぎ早の意味

立て続け「続けざま」の違いは?

女性

「立て続け」と「続けざま」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

立て続け」には同じことや似たことが間を置かずに続けて行われることという意味がありますが、

それに対し「続けざま」には、物事が次々と起こることという意味があります。

どちらも、次々と連続してなにかの物事が起こることを意味する言葉ですが、「続けざま」よりも「立て続け」の方が物事が発生する感覚が近い時に使われます。

立て続けは英語で『sequence

女性

立て続けは英語の『sequence』に言い換えることができます。

sequenceの意味

連続、続発、(因果的)連鎖、(連続して起こる)結果、ひと続き、(起こる)順序、(同じ組の)続き札、順位札、シークエンス、(数)列

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『sequence』には

  • 連続
  • 続発
  • 連鎖

などという意味があります。

「立て続け」の対義語・反対語は『途切れ途切れ

女性

立て続けの対義語は、『途切れ途切れ』になります。

途切れ途切れの意味

何度もとぎれるさま。とぎれながら続くさま。

引用:Weblio辞書

途切れ途切れには

  • 何度もとぎれるさま
  • とぎれながら続くさま

などの意味があり、何度もとぎれるさまを表す際に用いられます。

B男

電波が悪く、途切れ途切れにしか相手の声が聞こえなかった。

同じことや似たことが間を置かずに続けて行われることという意味の「立て続け」に対して、何度もとぎれる様子を表す「途切れ途切れ」は、反対の意味の言葉として使うことができます。

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