「バイオレンス」という言葉は、「激しさ・暴力」という意味があるカタカナ語です。
「ドメスティックバイオレンス」などの表現でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「バイオレンス」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「バイオレンス」の意味は『激しさ・暴力』
バイオレンスの読み方は「ばいおれんす」です。
語源は「力を扱う」という意味の、ラテン語の「バイオレイト」です。
力を扱うという意味から派生して、暴力や乱暴を表すようになりました。
『バイオレンス』には
- 激しさ
- 暴力
などの意味があります。
「バイオレンス」の正しい使い方を例文で紹介!
「バイオレンス」は、激しさや暴力を表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
この映画はバイオレンスな内容です。
例文②
バイオレンスな作風が人気の漫画です。
例文③
彼女は、彼氏からのドメスティックバイオレンスに悩んでいる。
例文④
あのドラマは、バイオレンスな題材を扱っているから、子供には見せない方がいいかも。
例文⑤
バイオレンス描写が強くて、最後まで見れませんでした。
【バイオレンスを使う時の注意点】
バイオレンスはラテン語が語源となっている言葉で、特に方言ということはありません。
「ヴァイオレンス」と表記させることがありますが、意味は同じですので覚えておきましょう。
「バイオレンス」の類義語・言い換え3選
『バイオレンス』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- スプラッタ
- 暴力
- 暴行
類義語①スプラッタの意味
液体がばちゃばちゃとはねる、飛び散る様子を指す英語。カタカナ語としてはもっぱら映画などで猟奇的なシーンがある作品などを指す語。
引用:Weblio辞書
彼女はスプラッタシーンが好きらしい。
類義語②暴力の意味
乱暴な力・行為。不当に使う腕力。
引用:goo辞書
父は酒に酔うと暴力的でした。
類義語③暴行の意味
乱暴な行為。不正な行い。
引用:goo辞書
あの男は付き合っている女性に暴行を繰り返したため、捕まった。
「バイオレンス」と「バイオレント」の違いは?
「バイオレンス」と「バイオレント」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「バイオレンス」には激しさや暴力という意味がありますが、
それに対し「バイオレント」も、激しさや暴力という同じ意味です。
どちらも「バイオレイト」という動詞の活用系ですが、
「バイオレンス」は名詞の形で、「バイオレイト」は形容詞の形という違いがあります。
「バイオレンス」の対義語・反対語はありません
バイオレンスの対義語は、ありません。