盤石の意味とは?正しい使い方・例文を超簡単に解説!磐石との違いは?

男性

「盤石」という言葉には、「堅固でしっかりしていてびくともしないこと」という意味があります。

日常生活ではあまり使われない言葉なので、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「盤石」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

盤石の意味は『堅固でしっかりしていてびくともしないこと』

男性

【盤石の意味】

1 重く大きな石。いわお。

2 堅固でしっかりしていてびくともしないこと。

引用:goo辞書

盤石の読み方は「ばんじゃく」です。

「盤石」の由来は諸説ありますが、不動明王の台座が由来しているという説があります。

不動明王は人々を災いから救うと言われている仏様で、「金剛石」という固いダイヤモンドの原石を土台とした台座に座っているとされており、その台座のことを「盤石」と呼んでいました。

このことから、「盤石」には大きな石という意味の他に、堅固でしっかりしていてびくともしないことという意味合いをもつようになったと言われています。

『盤石』には

  • 重く大きな石
  • 堅固でしっかりしていてびくともしないこと

などの意味があります。

盤石の正しい使い方を例文で紹介!

子供

盤石」は、堅固でしっかりしていてびくともしないことを表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

何事も、盤石な基礎が大切です。

例文②

B男

盤石な組織作りのためにも、風通しの良い職場にしたい。

例文③

C子

彼は昔から、盤石の自信をもっています。

例文④

B子

盤石の体制で息子の受験を応援する。

例文⑤

C男

明日の社外プレゼンに向けて、盤石の構えだ。

盤石を使う時の注意点】

「盤石」は、一般的には「ばんじゃく」と読みますが、「ばんせき」と読むこともできます。

稀な読み方ですが、間違いではありませんので覚えておきましょう。

盤石類義語・言い換え2選

男性

盤石』の類義語や言い換えの言葉は2つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 堅固
  2. 不動

類義語①堅固の意味

かたくて、こわれにくいこと。転じて、意志がかたく、しっかりしていること。また、そのさま。

引用:goo辞書

B子

この城は堅固な作りです。

類義語②不動の意味

他の力によって動かされないこと。ゆるぎないこと。

引用:goo辞書

A子

彼はグループの中で、不動のエースです。

流儀の意味

盤石「磐石」の違いは?

男性

「盤石」と「磐石」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

盤石」には堅固でしっかりしていてびくともしないことという意味がありますが、

それに対し「磐石」にも、堅固でしっかりしていてびくともしないことという意味があります。

「盤石」と「磐石」は1文字目が異なりますが、同じ意味の言葉です。

「磐」が常用漢字ではないため、一般的には「盤石」が使われます。

盤石は英語で『staunch

男性

盤石は英語の『staunch』に言い換えることができます。

staunchの意味

しっかりした、当てになる、信頼できる、堅固な、じょうぶな、防水の

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『staunch』には

  • しっかりした
  • 堅固な

という意味があります。

「盤石」の対義語・反対語は『脆弱

男性

盤石の対義語は、『脆弱』になります。

脆弱の意味

もろくて弱いこと。また、そのさま。

引用:goo辞書

脆弱には

  • もろくて弱いこと

などの意味があり、もろくて弱いことを表す際に用いられます。

B男

脆弱なシステムでは、すぐに問題が起こります。

堅固でしっかりしていてびくともしないことという意味の「盤石」に対して、もろくて弱いことを表す「脆弱」は、反対の意味の言葉として使うことができます。

しごできの意味

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