「ボルテージ」という言葉には、「熱気」という意味があるカタカナ語です。
「ボルテージが上がる」などの表現でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「ボルテージ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
ボルテージの意味は『熱気』
ボルテージの読み方は「ぼるてーじ」です。
「ボルテージ」とは、もともとは電圧のことを意味する英語「voltage」です。
電圧という意味から転じて、熱気という意味をもつようになりました。
『ボルテージ』には
- 電圧
- 熱気
- 内にこもる力
などの意味があります。
「ボルテージ」の正しい使い方を例文で紹介！
「ボルテージ」は、熱気溢れる場面で使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子アーティストが歌い出した時、ライブ会場のボルテージが最高潮に達した。
例文②
B男妻に反論されて、怒りのボルテージが上がってしまった。
例文③
C子はじめての夏フェスでボルテージが上がった彼は、すごい勢いでタオルを振り回している。
例文④
B子4番打者がホームランを打った瞬間、球場全体のボルテージが一気に上がった。
例文⑤
C男彼のその一言で、飲み会のボルテージが下がってしまった。
【ボルテージを使う時の注意点】
「ボルテージ」が使われる言葉に「ボルテージが上がる」という表現があります。
この言葉は、一般的には興奮が高まっていることを表してます。
熱気が高まる様子や、激しくなっていく様子を表す言葉ですので、覚えておきましょう。
「ボルテージ」の類義語・言い換え4選
『ボルテージ』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 過熱
- 白熱
- ヒートアップ
- ハイテンション
類義語①過熱の意味
度を超した状態になること。
引用：goo辞書
B子あのアイドルの熱愛報道が、過熱している。
類義語②白熱の意味
雰囲気・感情などが極度に熱を帯びた状態になること。
引用：goo辞書
A子彼らは白熱した議論を繰り広げています。
類義語③ヒートアップの意味
加熱すること。
引用：goo辞書
B男兄弟喧嘩がヒートアップし、骨折しました。
類義語④ハイテンションの意味
感情の高ぶった状態。また、緊張感の強い状態。
引用：goo辞書
B子初めてのディズニーランドに、娘は一日中ハイテンションだった。
「ボルテージ」と「テンション」の違いは？
「ボルテージ」と「テンション」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「ボルテージ」には熱気という意味がありますが、
それに対し「テンション」には、気分や気持ちのことという意味があります。
「ボルテージ」という言葉の意味には熱量の高さが含まれていますが、「テンション」はただ気持ちを表す言葉です。
また、「テンション」には精神的な不安という意味がありますが、「ボルテージ」にはありません。
「ボルテージ」と「テンション」は2つとも気持ちを表す際に使う言葉ですが、意味合いは異なりますので覚えておきましょう。
「ボルテージ」の対義語・反対語はありません
ボルテージの対義語は、ありません。