「ブラフ」という言葉は、「虚勢」という意味があるカタカナ語です。
ゲームなどの場面でよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「ブラフ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「ブラフ」の意味は『虚勢』
ブラフの読み方は「ぶらふ」です。
語源は、ぶっきらぼうな、粗野なという意味で使われる英語の「bluff」です。
『ブラフ』には
- 虚勢
- はったり
などの意味があります。
「ブラフ」の正しい使い方を例文で紹介!
「ブラフ」は、はったりであることを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
私はブラフが苦手です。
例文②
彼のブラフにいつもやられてしまう。
例文③
彼にはなんでもお見通しのようで、ブラフが通じない。
例文④
金額交渉のために、相手がブラフをかけてきた。
例文⑤
ブラフを成功させるためには、堂々とした態度が大切だ。
【ブラフを使う時の注意点】
ポーカーなどのゲームの場面で使われる「ブラフ」ですが、最近ではビジネスシーンでも使われることがあります。
商談を成功させるための駆け引きのために虚勢を張る態度を「ブラフをかける」ということがありますので、覚えておきましょう。
「ブラフ」の類義語・言い換え3選
『ブラフ』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 空威張り
- 虚勢
- はったり
類義語①空威張りの意味
実力がないのに虚勢を張ること。
引用:goo辞書
無駄に空威張りすると、弱く見えますよ。
類義語②虚勢の意味
みせかけの威勢。からいばり。
引用:goo辞書
彼はいつも虚勢を張っている。
類義語③はったりの意味
相手を威圧するために、大げさな言動をしたり強気な態度をとったりすること。また、その言動。
引用:goo辞書
兄には、はったりが効かない。
「ブラフ」と「嘘」の違いは?
「ブラフ」と「嘘」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「ブラフ」には虚勢という意味がありますが、
それに対し「嘘」には、事実でないことという意味があります。
「ブラフ」は相手を威圧するために誇張した言動を取ることですが、「嘘」は事実でないことを表します。
「ブラフ」は嘘の内容である場合もあるため、「ブラフ」と「嘘」は非常に似ている言葉です。
ニュアンスの似ている言葉ですが、時と場合に応じて使い分けましょう。
「ブラフ」の対義語・反対語はありません
ブラフの対義語は、ありません。