「余暇を楽しむ」という言葉には、「自由な時間を楽しむ」という意味があります。
サラリーマンが仕事から離れて休みや自由時間を楽しむときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「余暇を楽しむ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
余暇を楽しむの意味は『仕事を離れて自由時間を楽しむ』
余暇を楽しむの読み方は「よかをたのしむ」です。
「余暇」の語源は
- 「余」はそのほか・あまって残ったもの
- 「暇」は自由に使える時間・ 休暇
の2つが合わさった言葉です。
「余暇」に「楽しむ」を足した『余暇を楽しむ』には
- 余ったひまな時間を楽しむ
- 仕事の合間などの自由に使える時間を楽しむ
などの意味があります。
「余暇を楽しむ」の正しい使い方を例文で紹介!
「余暇を楽しむ」は、仕事のことを忘れて自由な時間を楽しむときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
昨日は会社から解放されて、子供達と余暇を楽しむことができました。
例文②
私の父は退職してから、思いっきり余暇を楽しんでいる。
例文③
余暇を楽しむためにも、お金を稼がなくてはなりません。
例文④
いつも余暇を楽しんでいる多趣味な母がうらやましい。
例文⑤
仕事関係以外のメンバーでゴルフをして、余暇を楽しんできました。
【余暇を楽しむを使う時の注意点】
余暇を楽しむは、自由な時間を楽しむ・仕事から離れて楽しむことを表すときに使われる言葉です。
余暇は自分が感じる「余った時間」「ひまな時間」のことを言い、
仕事の昼休憩や終業後のプライベート時間も余暇にあたります。
「余暇を楽しむ」の類義語・言い換え5選
『余暇を楽しむ』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
言葉のうしろに「楽しむ」をつけ足して例文で紹介します。
- 休暇
- 暇
- レジャー
- フリータイム
- 空き時間
類義語①休暇の意味
休暇(きゅうか)とは、労働から一時的に解放される期間を指す言葉である。
引用:weblio辞書
まとまった休暇を楽しむために、今日は仕事を頑張るつもりです。
類義語②暇の意味
- 継続する動作などの合間に生じるわずかの時間。
- 事をするための一定の時間。
- 自由に使える時間。なすべきことの何もない時間。
- 休暇。休み。
- 主従・夫婦などの関係を断つこと。縁を切ること。
引用:goo辞書
明日は友人とショッピングに行き、暇を楽しみたい。
類義語③レジャーの意味
仕事や勉強などから解放された自由な時間。余暇。また、それを利用して行なう遊び。
引用:コトバンク
子供達は明日からのレジャーを楽しみにしている。
類義語④フリータイムの意味
自由時間。団体行動などで自由に使える時間。
引用:goo辞書
息子は修学旅行のフリータイムが楽しみでしょうがないみたい。
類義語⑤閑暇の意味
閑暇を楽しむ方法は人によってさまざまだと思います。
「余暇」と「休暇」の違いは?
「余暇」と「休暇」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「余暇」には余ったひまな時間・仕事の合間などの自由に使える時間という意味がありますが、
それに対し「休暇」には、労働から一時的に解放される期間という意味があります。
「余暇」は仕事をしている間にとることを言い、休憩中にお茶を飲んだり、会話をしてコミュニケーションをとったりして疲れをとるという目的があります。
「休暇」は会社や学校がお休みの日をさしており、リフレッシュする、疲れをとるという目的があります。
一般的には、どちらも休みや自由時間という意味ですが、「余暇」は休憩時間のことも含む時に使われます。
「余暇を楽しむ」は英語で『enjoy the leisure』
余暇を楽しむは英語の『enjoy the leisure』に言い換えることができます。
英語の『enjoy the leisure』には
- のんびりと生活する
- 余暇を楽しむ
という意味があります。
「余暇を楽しむ」の対義語・反対語はありません
余暇を楽しむの対義語は、ありません。