「檄を飛ばす」という言葉には、「自分の主張や意志を知らせること」という意味があります。
日常生活ではあまり使われない言葉ですので、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「檄を飛ばす」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「檄を飛ばす」の意味は『自分の主張や意志を知らせること』

檄を飛ばすの読み方は「げきをとばす」です。
語源は、古代中国で、人民の招集や通告、説諭をするために用いられた木札の文書である「檄」と、物事広めることを意味する「飛ばす」が組み合わされた言葉です。
このことから、自分の主張や考えを広く人々に知らせて同意を求めたり、行動や決起を促したりする意味で使われるようになりました。
『檄を飛ばす』には
- 文書を送って通達・通告すること
- それによって自分の主張や意志を知らせること
などの意味があります。
「檄を飛ばす」の正しい使い方を例文で紹介!

「檄を飛ばす」は、自分の主張や意志を知らせることを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子代表者は全国の支部に檄を飛ばした。
例文②
B男彼は仲間たちに檄を飛ばし、現状を変える必要性を訴えた。
例文③
C子会長は全社員に檄を飛ばし、会社の方針を改めて示した。
例文④
B子指導者は各地の仲間に檄を飛ばした。
例文⑤
C男リーダーは各支部に檄を飛ばし、計画への参加を求めた。
【檄を飛ばすを使う時の注意点】
「檄を飛ばす」は、単に「励ます」「気合を入れる」という意味ではなく、自分の主張や考えを広く伝え、賛同や行動を呼びかけるという意味で使います。
「檄を飛ばす」は「励ます」「気合を入れる」という意味で使われることもありますが、厳密にいうと本来の意味とは少し異なります。
最近では、激励の意味でも広く用いられるようになってきているため、文脈に応じて使い分けることが大切です。
「檄を飛ばす」の類義語・言い換え2選

『檄を飛ばす』の類義語や言い換えの言葉は2つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 呼びかける
- 発破をかける
類義語①呼びかけるの意味
声を出して呼ぶ、人を集める、行動を促す、などという意味の表現。
引用:Weblio辞書
B子市長は節電を呼びかけた。
類義語②発破をかけるの意味
発破すること。または、比喩的に、気合をかけたり、励ましたり、奮い立たせたりすること。
引用:Weblio辞書
B男監督が選手たちに発破をかけた。

「檄を飛ばす」と「激を飛ばす」の違いは?

「檄を飛ばす」と「激を飛ばす」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「檄を飛ばす」には自分の主張や意志を広く知らせ、賛同や行動を呼びかけるという意味がありますが、
それに対し「激を飛ばす」には、「檄を飛ばす」の「檄」を「激」と書き間違えた表記です。
本来の正しい表記は「檄を飛ばす」です。
「檄を飛ばす」は英語で『urge』

檄を飛ばすは英語の『urge』に言い換えることができます。
urgeの意味
(…を)(ある方向に)駆り立てる、追い立てる、急がせる、しきりに促す、しきりに促して(…)させる、(…を)主張する、力説する、強調する、(…を)力説する、(…と)主張する
英語の『urge』には
- 駆り立てる
- 主張する
- 力説する
などという意味があります。
「檄を飛ばす」の対義語・反対語はありません

檄を飛ばすの対義語は、ありません。


