ゲリラの意味とは?正しい使い方・例文をわかりやすく!言い換えまとめ!

雨

「ゲリラ」という言葉は、「小部隊による奇襲などで敵を混乱させる戦法」という意味があるカタカナ語です。

「ゲリラ戦」などの言葉で使われますが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「ゲリラ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

ゲリラの意味は『小部隊による奇襲などで敵を混乱させる戦法』

【ゲリラの意味】

小部隊による奇襲などで敵を混乱させる戦法。また、その部隊や戦闘員。

引用:コトバンク

ゲリラの読み方は「げりら」です。

語源は、スペイン語で戦争を意味する 「guerra」 です。

もともとは「小規模な部隊が奇襲を行う戦法・集団」を指していましたが、このニュアンスが転じて、現代では「予測不能」「突発的」といった意味でも使われるようになっています。

『ゲリラ』には

  • 小部隊による奇襲などで敵を混乱させる戦法
  • その部隊や戦闘員

などの意味があります。

ゲリラの正しい使い方を例文で紹介!

「ゲリラ」は、使うシーンによって少しずつ意味が変わってきます。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①小部隊による奇襲などを表す時

軍事的な攻撃を表す際に使われます。

【例文①】

B男

政府軍はゲリラの奇襲を受け、前線で大きな混乱が起きた

【例文②】

B子

ゲリラによる施設への攻撃で、多くの住民が避難を余儀なくされた。

例文②予測不能なことを表す時

日常会話などで予測不能なことや突発的なことを表す際に使われます。

【例文①】

B男

急なゲリラ豪雨はやめてほしい!

【例文②】

B子

昨日、そこのライブハウスでアイドルグループのゲリラライブが行われました。

ゲリラを使う時の注意点】

「ゲリラ」は本来、軍事に関わる強いニュアンスをもつ言葉であるため、使用には注意が必要です。

近年は「ゲリラ豪雨」や「ゲリライベント」など比喩的に使われることが増えていますが、これらは予告なく突然起こるということを表す場合に用いるのが一般的です。

ゲリラ類義語・言い換え3

ゲリラ』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 奇襲
  2. 突発的
  3. 不意打ち

類義語①奇襲の意味

相手の油断、不意をついて、思いがけない方法でおそうこと。不意打ち。

引用:Weblio辞書

B子

祖父は相手軍の奇襲によって亡くなりました。

類義語②突発的の意味

事件などが突然起こるさま。

引用:Weblio辞書

A子

山では天候が突発的に変わることが多い。

類義語③不意打ちの意味

だしぬけに相手に攻撃をしかけること。予告なしに物事を行うこと。

引用:Weblio辞書

B男

彼の不意打ちの質問にどきっとした。

軍資金の意味

ゲリラ「テロ」の違いは?

「ゲリラ」と「テロ」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

ゲリラ」には小部隊による奇襲などで敵を混乱させる戦法という意味がありますが、

それに対し「テロ」には、特定の政治的・宗教的な目的を達成するために、人々に恐怖を与えることを目的として行われる、殺傷、破壊といった暴力行為という意味があります。

「ゲリラ」は正規軍に対抗するための軍事的行動を指し、主に戦闘対象が相手になりますが、「テロ」は、一般市民に恐怖を与えること自体を目的とした暴力行為で、無差別的に行われることを意味します。

似ている言葉ですが、意味は異なりますので、混同しないように気をつけましょう。

「ゲリラ」の対義語・反対語はありません

ゲリラの対義語は、ありません

要塞の意味

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