「偶然」という言葉には、「何の因果関係もなく、予期しないことが起こること」という意味があります。
予想や計画をしていなかったのに、たまたま起こることを表す際にでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「偶然」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「偶然」の意味は『何の因果関係もなく、予期しないことが起こること』
偶然の読み方は「ぐうぜん」です。
明確な語源や由来はありませんが、「偶」と「然」のそれぞれの意味は、
- 「偶」は、たまたま
- 「然」は、そうであること
この2つが合わさってできた言葉です。
『偶然』には
- 何の因果関係もなく、予期しないことが起こること
などの意味があります。
「偶然」の正しい使い方を例文で紹介!
「偶然」は、何の因果関係もなく、予期しないことが起こることを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子駅で偶然、昔の友人に会った。
例文②
B男偶然同じ本を読んでいたことが分かった。
例文③
C子その発見は偶然から生まれたものだった。
例文④
B子彼と私は、偶然にも同じ日が誕生日だった。
例文⑤
C男旅行先で偶然すてきな店を見つけた。
【偶然を使う時の注意点】
「偶然」は、人の意思や計画とは関係なく、たまたま起こった出来事を表す言葉です。
日常会話では「たまたま」とほぼ同じ意味で使われますが、「偶然」のほうがやや改まった表現です。
「偶然」の類義語・言い換え5選
『偶然』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- たまたま
- 思いがけず
- 不意に
- 予想外に
- 図らずも
類義語①たまたまの意味
「偶然であるさま」「意図せずそうなったさま」を意味する副詞表現である。
引用:Weblio辞書
B子たまたま駅で友人に会いました。
類義語②思いがけずの意味
予期せず、期待はしていなかったのにも関わらず、などという意味の表現。「思い掛けず」と書く。
引用:Weblio辞書
A子思いがけず昔の恩師と再会しました。
類義語③不意にの意味
急に、俄かに、突然、やにわに、といった意味の表現。
引用:Weblio辞書
B男不意に名前を呼ばれて驚きました。
類義語④予想外にの意味
予想と違った成り行きとなること。また、そのさま。思いのほか。意外。
引用:Weblio辞書
B子試験は予想外に難しかったです。
類義語⑤図らずもの意味
「不意に」「想定外にも」「思いがけず」という意味の言葉である。
引用:Weblio辞書
C男図らずも、その発言が大きな話題となりました。

「偶然」と「奇遇」の違いは?
「偶然」と「奇遇」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「偶然」には何の因果関係もなく、予期しないことが起こることという意味がありますが、
それに対し「奇遇」には、思いがけなく出会うことという意味があります。
「偶然」は幅広い場面で使えますが、「奇遇」は人との出会いや思いがけない巡り合わせに使われることが多い点が異なります。
「偶然」は英語で『by chance』
偶然は英語の『by chance』に言い換えることができます。
英語の『by chance』には
- 偶然に
という意味があります。
「偶然」の対義語・反対語は『必然』
偶然の対義語は、『必然』になります。
必然には
- 必ずそうなること
- それよりほかになりようのないこと
などの意味があり、必ずそうなることを表す際に用いられます。
B男その結果は、彼にとって必然のものだった。
何の因果関係もなく、予期しないことが起こることという意味の「偶然」に対して、必ずそうなることという意味の「必然」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


