『イニシアチブ』はビジネスシーンでよく使われるカタカナ語で、『主導権・率先』という意味があります。
初めて『イニシアチブ』と聞いた時は難しいと感じたり、日本語で言ってよ!と思ったこともあるのではないでしょうか
しかしビジネス用語の意味を知り、使い方を覚えていくことで、コミュニケーション能力や文書の読解力が向上していくでしょう。
この記事では『イニシアチブ』の意味や、シーン別での使い方や例文などを分かりやすく紹介します。
イニシアチブの意味は3パターン
イニシアチブの意味①『主導権・主導・率先・提唱』
イニシアチブは、主に日本で使われる意味としては主導権・主導・率先
引用:日本ノハム協会
『イニシアチブ』には
・主導権、主導、率先、提唱
・(事態改善への)新規構想、戦略
・進んで物事に取り組む能力、実行力、自発力
などの意味があります。

私達がイニシアチブを取ってこの事業を進めていこう!
イニシアチブの意味②『新規構想、戦略』
(事態改善への)新規構想、戦略
引用:THE起業&飲食経営
『イニシアチブ』には
・新規構想、戦略
などの意味もあります。

企業の成長において、戦略的イニシアチブの明確化が必要だ
イニシアチブの意味③『進んで物事に取り組む能力』
進んで物事に取り組む能力、実行力、自発力
引用:THE起業&飲食経営
『イニシアチブ』には
・進んで物事に取り組む能力、実行力、自発力
などの意味があります。

彼が序盤にイニシアチブを握ったことが勝因だった
イニシアチブの正しい使い方(ビジネスシーンで使う場合)
ビジネスシーンで使う『イニシアチブ』は、『主導権』『構想』『自発力』などがあります。
例文①主導権という意味で使う時
【Before】

相手に主導権を握られないように行動していこう
【After】

相手にイニシアチブを握られないように行動していこう
例文②構想という意味で使う時
【Before】

新規事業の構想を考える
【After】

戦略的イニシアチブを練っていく
例文③自発力という意味で使う時
例文③
【Before】

彼は自発力が欠けているので困ったものだ
【After】

彼はイニシアチブが欠けているので困ったものだ
ビジネスシーンで『イニシアチブ』と言われた時は、『主導権』と受け取ると良いでしょう。
【注意点】
リーダーシップとの混同は気を付けておきましょう!
イニシアチブの類義語・関連用語5選
『イニシアチブ』の類義語は5つ。
①主導
②首唱
③牽引
④積極
⑤画策
類義語①主導の意味
中心となって他を導くこと
引用:weblio辞書
類義語②首唱の意味
一番先に言い出すこと
引用:weblio辞書
類義語③牽引の意味
大きな力で物体を引っ張ること。引き寄せること。また、大勢の戦闘に立って物事を引っ張っていくことである。
引用:weblio辞書
類義語④積極の意味
進んで働きかけること。意欲的に行動すること。
引用:weblio辞書
類義語⑤画策の意味
はかりごとをめぐらすこと。ひそかに計画を立てること。また。その計画。
引用:weblio辞書
イニシアチブの対義語・反対語は「追従」
イニシアチブの対義語は、追従になります。
追従には
・あとにつき従うこと
・人の意見に従うこと
・他人の気に入るような言動をすること
などの意味があり、人の意見に従うときに用いられます。
イニシアチブが個人や集団を先導する、追従は他人の言うことにそのまま従うことといった感じです。