「面倒を見る」という言葉には、「世話をする」という意味があります。
人の世話をしたり、助けたり、責任を持って支えたりすることを表す際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「面倒を見る」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「面倒を見る」の意味は『世話をする』
面倒を見るの読み方は「めんどうをみる」です。
語源は、手間や労力がかかることを意味する「面倒」と、世話をするという意味「見る」が組み合わされた言葉です。
『面倒を見る』には
- 世話をする
などの意味があります。
「面倒を見る」の正しい使い方を例文で紹介!
「面倒を見る」は、人の世話をしたり、助けたりすることを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子先輩が後輩の面倒を見てくれた。
例文②
B男新人社員の面倒を見る役を任された。
例文③
C子彼は責任を持ってチームの面倒を見ている。
例文④
B子困っている同僚の面倒を見ることは大切だ。
例文⑤
C男新人の面倒を見るのも疲れてきた。
【面倒を見るを使う時の注意点】
「面倒を見る」は、目上の人に対して使うと上から目線の印象を与えることがあります。
また、部下や後輩に対して使う場合でも、状況によっては恩着せがましい印象を与えることがあるため、「育成する」「サポートする」「フォローする」などと言い換えると、より自然です。
「面倒を見る」の類義語・言い換え5選
『面倒を見る』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 世話をする
- 助ける
- 支援
- 看護
- 保護
類義語①世話をするの意味
「世話する」に同じ。あれこれ気を配って人の手助けをすること。面倒をみること。
引用:Weblio辞書
B子先輩が新入社員の世話をしてくれました。
類義語②助けるの意味
不十分なところを補い、物事がうまく運ぶように手助けする。助力する。補佐する。
引用:Weblio辞書
A子困っている人を見かけたら、できる範囲で助けましょう。
類義語③支援の意味
力を貸して助けること。
引用:Weblio辞書
B男地域全体で子育て世帯を支援しています。
類義語④看護の意味
けが人や病人の手当てや世話をすること。
引用:Weblio辞書
B子母は入院中の祖父を看護しています。
類義語⑤保護の意味
外からの危険・脅威・破壊などからかばい守ること。
引用:Weblio辞書
C男警察は迷子の子どもを無事に保護しました。

「面倒を見る」と「世話をする」の違いは?
「面倒を見る」と「世話をする」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「面倒を見る」には世話をするという意味がありますが、
それに対し「世話をする」には、あれこれ気を配って人の手助けをすることという意味があります。
「面倒を見る」と「世話をする」はどちらも相手のために尽くすことを表します。
「面倒を見る」は、相手の生活や成長に気を配り、継続的に世話や支援をすることを意味しますが、「世話をする」は、具体的な世話や援助をすることを指す、より幅広い表現です。
「面倒を見る」は英語で『take care of』
面倒を見るは英語の『take care of』に言い換えることができます。
英語の『take care of』には
- …を世話する
- 大事にする
- …を引き受ける
などという意味があります。
「面倒を見る」の対義語・反対語は『見放す』
面倒を見るの対義語は、『見放す』になります。
見放すには
- 見切りをつけて従来の関係を断つ
- 見捨てる
- 見限る
などの意味があり、見切りをつけて従来の関係を断つことを表す際に用いられます。
B男会社は社員を見放すことなく、再挑戦の機会を与えた。
世話をするという意味の「面倒を見る」に対して、見切りをつけて従来の関係を断つという意味の「見放す」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


