「むやみに」の意味や例文とは?類語・英語での言い換え・使い方を解説!

男の子

『むやみに』には『いちずに物事をすること』『甚だしい様』という意味があります。

「何となくの意味しか知らない」「使い方が合っているか分からないまま言っていた」という人もいるのではないでしょうか。

言葉の意味や使い方を正しく理解することで、自分の思いや気持ちを簡単に表現することができたり、コミュニケーションの質を高めることができます。

この記事では『むやみに』の意味や使い方を例文などで、分かりやすく紹介していきます。

目次

『むやみに』の意味は『いちずに物事をすること』『甚だしいさま』

男性

【むやみにの意味】

 結果や是非を考えないで、いちずに物事をすること。また、そのさま。

 物事の状態が度を超えて甚だしいさま。ひどい。

[補説] 「無闇」「無暗」は当て字。

引用:Weblio辞書

『むやみに』には

  •  結果や是非を考えないで、いちずに物事をすること
  •  物事の状態が度を超えて甚だしいさま

などの意味があります。

『むやみに』の正しい使い方を例文で紹介!

女性

『むやみに』は、『いちずに物事をすること』『甚だしい様』の意味で使われる言葉です。

例文を見て、正しい使い方を知っていきましょう。

例文① 『いちずに物事をする』という意味の場合

A子

息子に買い物を頼んだら、
必要がないものまでむやみに買ってきてしまった。

例文② 『甚だしい様』という意味の場合

B男

むやみに連絡をとっても、気持ちが伝わるとは限らない。

例文③ 『むやみやたら』という意味の場合

C子

人のプライベートをむやみやたらと詮索するのはいただけません。

【『むやみに』と『むやみやたら』の違い】

『むやみに』の意味のブロックでも解説している通り、

『むやみやたら』も同様に「度が過ぎた様子」を表す言葉です。

この2つの違いについては、2つの言葉の違いのブロックで詳しく紹介します☟

『むやみに』の類義語・言い換え3選

女性

『むやみに』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。

  1. 無性に
  2. 過度に
  3. なりふり構わず・考えなしに

類義語①『無性に』の意味

◇類似の語に「無性に」があり、感情や欲求などが強くわき起こるようすに多く使われる。「最近、無性に故郷が恋しくなることがある」「汚職の報道に無性に腹が立つ」

引用:Weblio辞書

B子

無性に腹が立って衝動買いをしてしまった。

類義語②『過度に』の意味

[名・形動]度を過ごすこと。程度が過ぎること。

また、そのさま。「—のトレーニング」「—に緊張した神経」

引用:Weblio辞書

類義語③『なりふり構わず』『考えなしに』の意味

無計画に当てもなくその行動を行いたがるさま。

引用:Weblio類語辞典

B男

後がないので、なりふり構ってはいられない。

「むやみに」と「むやみやたら」の違いは?

男性

「むやみに」と「むやみやたら」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

「むやみに」には 度が過ぎた様子という意味がありますが、

それに対し「むやみやたらには節度や秩序もなくむちゃくちゃなこと、という意味があります。

これらのことから『むやみやたら』とは、『むやみに』よりもさらに程度を超えた表現ということが分かります。

『むやみに』は英語で「needlessly」「without reason」

女性

『むやみに』は英語の「needlessly」「without reason」等と表現することができます。

needlesslyの意味

不必要に、むだに、いわれなく

引用: weblio

without reasonの意味

みだりに

引用: weblio

『むやみに』の対義語・反対語はない

男性

『むやみに』の対義語は、ありません。

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