「ナーバス」という言葉には、「神経質なさま」という意味があるカタカナ語です。
神経質な人を表す時によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「ナーバス」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
ナーバスの意味は『神経質なさま』
ナーバスの読み方は「なーばす」です。
語源は神経が尖っている状態を表す意味がある英語の「nervous」です。
『ナーバス』には
- 神経質なさま
- 神経過敏なさま
などの意味があります。
「ナーバス」の正しい使い方を例文で紹介!
「ナーバス」は、神経質な人を表す時に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
試験の前なのでナーバスになっている人が多い。
例文②
毎日ダメ出しをされてナーバスになる。
例文③
彼女は考えすぎてナーバスになっている。
例文④
ナーバスになりすぎないように気を付けよう。
例文⑤
ナーバスになってきたので1回、別のことを考えよう。
【ナーバスを使う時の注意点】
神経質なだけでなく、緊張感が高まっている時も使われます。
「ナーバス」の類義語・言い換え5選
『ナーバス』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 情緒不安定
- センシティブ
- 繊細
- ナイーブ
- デリケート
類義語①情緒不安定の意味
気持ちが落ち着かず、過剰に反応してしまう現象である。
引用:weblio辞書
姉は出産してから情緒不安定だ。
類義語②センシティブの意味
感じやすいさま。敏感。
引用:goo辞書
彼女はセンシティブな感性を持っている。
類義語③繊細の意味
感情などがこまやかなこと。また、そのさま。デリケート。
引用:weblio辞書
彼女は繊細だから、言い方には気を付けなければいけない。
類義語④ナイーブの意味
飾りけがなく、素直であるさま。また、純粋で傷つきやすいさま。単純で未熟なさま。
引用:goo辞書
彼女は可愛らしいが、ナイーブなので付き合いが大変だ。
類義語⑤デリケートの意味
感受性が強く、繊細なさま。
引用:weblio辞書
人のデリケートな問題にはつっこむべきではない。
「ナーバス」と「ナイーブ」の違いは?
「ナーバス」と「ナイーブ」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「ナーバス」には神経質なさまという意味がありますが、
それに対し「ナイーブ」には純粋で傷つきやすいという意味があります。
ナーバスは一時的な心理状態を表して、ナイーブは性格的なことを表します。
「ナーバス」の対義語・反対語は『鈍感』
ナーバスの対義語は、『鈍感』になります。
鈍感には
- 感じ方がにぶいこと
- 気がきかないこと
などの意味があり、感じ方がにぶいことを表すときに用いられます。
彼は鈍感で周りの人の好意に気づいていないようだ。
神経質を表すナーバスに対して、鈍感は気が利かないことを表します。