『アウトライン』はビジネスシーンでよく使われるカタカナ語で、『大筋』という意味があります。
初めて『アウトライン』と聞いた時は難しいと感じたり、日本語で言ってよ!と思ったこともあるのではないでしょうか。
しかしビジネス用語の意味を知り、使い方を覚えていくことで、コミュニケーション能力や文書の読解力が向上していくでしょう。
この記事では『アウトライン』の意味や、シーン別での使い方や例文などを分かりやすく紹介します。
アウトラインの意味は4パターン
アウトラインの意味①『輪郭・外郭』
アウトラインは、輪郭。外郭。
引用:goo辞書
『アウトライン』には
・輪郭
・外郭
などの意味があります。
顔の輪郭をすっきりさせたくて小顔マッサージを始めた。
アウトラインの意味②『あらまし・大要』
あらまし。大要。「企画の―を説明する」
引用:goo辞書
『アウトライン』には
・あらまし
・大要
などの意味があります。
事件のあらましを述べる。
アウトラインの意味③『テニスコートの外周の線』
テニスで、コートの外周の線。
引用:goo辞書
『アウトライン』には
・テニスで、コートの外周の線
などの意味があります。
打ったボールがアウトラインギリギリに入った。
アウトラインの意味④『サーフボードの外側の形状』
サーフボードの外側の形状のこと。
引用:コトバンク
『アウトライン』には
・サーフボードの外側の形状
などの意味があります。
サーフボードのアウトラインは、 ノーズアウトライン・マックスワイデスト・テールアウトラインから成る。
アウトラインの正しい使い方(ビジネスシーンで使う場合)
ビジネスシーンで使う『アウトライン』は、『あらすじ』『概要』などがあります。
例文①あらすじという意味で使う時
【Before】
資料にある本企画のあらすじをご覧ください。
【After】
資料にある本企画のアウトラインをご覧ください。
例文②概要という意味で使う時
【Before】
この会議の概要を説明してください。
【After】
この会議のアウトラインを説明してください。
ビジネスシーンで『アウトライン』と言われた時は、『あらすじ、概要』と受け取ると良いでしょう。
【注意点】
言葉としての注意点は特にありませんが、ビジネスではアウトラインを明確にしておくとその後の仕事が進めやすくなる場合が多いでしょう。
アウトラインの類義語・関連用語5選
『アウトライン』の類義語は5つあります。
①アジェンダ
②ダイジェスト
③レジュメ
④サマリー
⑤概要
類義語①アジェンダの意味
- 計画。予定表。議事日程。協議事項。特に、政治・政策的な分野で、検討課題、行動計画、の意で用いることが多い。
- スケジュール帳。備忘録。
- 教会の礼拝定式。
引用:goo辞書
類義語②ダイジェストの意味
要約すること。また、要約された著作物・映画・記録など。
引用:コトバンク
類義語③レジュメの意味
主に「要約」「概要」、あるいは「履歴書」といった意味の英単語である。用いられるシーンなどよって意味や発音が異なるという特徴がある。
会議や講演会、研究発表など研究機関や大学においては、発表者が発表する内容を要約した資料のことを指す。
ビジネスシーンなどでは「履歴書」や「職務経歴書」を示す言葉として使われることが多い。
引用:Weblio辞書
類義語④サマリーの意味
論文などの要約。概要。
引用:goo辞書
類義語⑤概要の意味
全体の要点をとりまとめたもの。大要。あらまし。「事件の―」
引用:goo辞書
アウトラインの対義語・反対語はディティール
アウトラインの対義語は、ディティールになります。
ディティールには
・全体の中の細かい部分
・細部
・建築物などの詳細図
などの意味があり、物事の細部や詳細という意味で用いられます。
アウトラインは全体の大まかな部分、ディティールは更にその細かい部分といった違いがあります。