「リスキー」という言葉には、「危険の多いさま」という意味があるカタカナ語です。
危険の多いさまを表すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「リスキー」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
リスキーの意味は『危険の多いさま』
リスキーの読み方は「りすきー」です。
語源は危険を表すという意味のある英語の「risky」です。
『リスキー』には
- 危険の多いさま
- 冒険的
などの意味があります。
「リスキー」の正しい使い方を例文で紹介!
「リスキー」は、危険の多いさまを表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
あまりリスキーなことはしたくない。
例文②
その計画はリスキーではないだろうか。
例文③
彼はリスキーなことが好きだ。
例文④
投資をしたいがリスキーなのかな。
例文⑤
スキージャンプは見ているだけでリスキーだと思う。
【リスキーを使う時の注意点】
色々な言葉で言い換えができるので、場面に合わせて使うことができます。
「リスキー」の類義語・言い換え5選
『リスキー』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- ハイリスク
- 危険
- 冒険的
- 無謀
- 諸刃の剣
類義語①ハイリスクの意味
危険性が高いこと。
引用:weblio辞書
この株に手を出すのはハイリスクだからやめた方がいい。
類義語②危険の意味
あぶないこと。生命や身体の損害、事故・災害などが生じる可能性のあること。また、そのさま。
引用:goo辞書
次の実験は危険を伴うので慎重にやろう。
類義語③冒険的の意味
危険な状態になることを承知の上で、あえて行うこと。成功するかどうか成否が確かでないことを、あえてやってみること。
引用:weblio辞書
それはだいぶ冒険的な試みだね。
類義語④無謀の意味
結果に対する深い考えのないこと。また、そのさま。無茶。無鉄砲。
引用:goo辞書
ちょっとそれは無謀な挑戦だと思うよ。
類義語⑤諸刃の剣の意味
役に立つ反面リスクもあるということわざのことを意味する表現である。
引用:weblio辞書
彼は言わば諸刃の剣のような人だ。
「リスキー」と「リスク」の違いは?
「リスキー」と「リスク」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「リスキー」には危険の多いさまという意味がありますが、
それに対し「リスク」には、危険の生じる可能性という意味があります。
「リスキー」は行動に焦点を当てている言葉で大きな損益が出る危険性が高い様子を表し、「リスク」は損害が発生する可能性があり気をつけることが必要なことを表すという違いがあります。
「リスキー」の対義語・反対語は『安全』
リスキーの対義語は、『安全』になります。
安全には
- 危険がなく安心なこと
- 傷病などの生命にかかわる心配、物の盗難・破損などの心配のないこと
などの意味があり、危険がなく安心なことを表すときに用いられます。
毎年元旦には必ず家内安全をお願いします。
危険が多いことを表すリスキーに対して、安全は危険がなく安心なことを表します。