「心象が悪い」という言葉には、「イメージが悪い」という意味があります。
感じが悪く、感情を害するときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「心象が悪い」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
心象が悪いの意味は『イメージが悪い』
心象が悪いの読み方は「しんしょうがわるい」です。
語源は心象の意味である心に浮かぶイメージが悪いことから感じが悪く、感情を害するときなどに使用されるようになりました。
『心象が悪い』には
- イメージが悪い
- 感じが悪く、感情を害する
- ムカムカすること
などの意味があります。
「心象が悪い」の正しい使い方を例文で紹介!
「心象が悪い」は、感じが悪く、感情を害するときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
彼は初対面の時から心象が悪い。
例文②
さっき面接した人は心象が悪いから不採用だな。
例文③
先月のミスで心象が悪くなったかもしれないからカバーしなければ。
例文④
心象が悪い人とも、表面上は仲良くしたほうがいい。
例文⑤
人と付き合っていく上で、心象は大事にしたい。
【心象が悪いを使う時の注意点】
心象が悪いというのは心理学上で普段は心証を使用します。
「心象が悪い」の類義語・言い換え4選
『心象が悪い』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 心証を害する
- 印象が悪い
- 不興を買う
- 感じが悪い
類義語①心証を害するの意味
心に受ける印象。人から受ける感じ。
引用:weblio辞書
私は常に、心証を害することがないよう気を付けて人と接している。
類義語②印象が悪いの意味
人間の心に対象が与える直接的な感じ。また、強く感じて忘れられないこと。
引用:goo辞書
彼は遅刻ばかりしているから印象が悪い。
類義語③不興を買うの意味
相手を不機嫌にさせる、自分のせいで相手が機嫌を損ねるといった意味で用いられる言い回し。
引用:weblio辞書
先日の飲み会で不興を買ってしまったようだ。
類義語④感じが悪いの意味
はっきりとではなくとも態度や印象が悪い印象を与えているさまを意味する語。
引用:weblio辞書
彼女は感じが悪いと思っていたが、話してみると良い子だった。
「心象が悪い」と「心証が悪い」の違いは?
「心象が悪い」と「心証が悪い」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「心象が悪い」にはイメージが悪いという意味がありますが、
それに対し「心証が悪い」には、印象が悪いという意味があります。
心象を正しくいうと心証になるので、意味は同じです。
「心象が悪い」は英語で『leave a bad impression』
心象が悪いは英語の『leave a bad impression』に言い換えることができます。
英語の『leave a bad impression』には
- 悪い印象を残す
という意味があります。
「心象が悪い」の対義語・反対語はない
心象が悪いの対義語は、ありません。