「八百長」という言葉には、「勝負事で、前もって勝敗を打ち合わせておいて、うわべだけ真剣に勝負すること」という意味があります。
事前に勝敗を決める不正行為を表す際によく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「八百長」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
「八百長」の意味は『勝負事で、前もって勝敗を打ち合わせておいて、うわべだけ真剣に勝負すること』
八百長の読み方は「やおちょう」です。
語源は、「八百長」という通称で呼ばれていた、八百屋の長兵衛という人物です。
商売相手である年寄り衆と囲碁で対局する際に、手加減をしながら勝負したことからなれあいの勝負のことを「八百長」と呼ぶようになったと言われています。
『八百長』には
- 勝負事で、前もって勝敗を打ち合わせておいて、うわべだけ真剣に勝負すること
- なれあいの勝負
などの意味があります。
「八百長」の正しい使い方を例文で紹介!
「八百長」は、勝負事で、前もって勝敗を打ち合わせておいて、うわべだけ真剣に勝負することを表す際に使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
A子八百長疑惑が持ち上がった。
例文②
B男八百長は絶対に許されない行為だ。
例文③
C子八百長を疑われるような行動は避けるべきだ。
例文④
B子八百長問題が社会的に大きな話題となった。
例文⑤
C男スポーツ界で八百長が問題視されている。
【八百長を使う時の注意点】
「八百長」は、勝負や競技における不正行為を指す強い否定的な言葉であるため、軽い冗談や曖昧な状況で使うと誤解を招くおそれがあります。
特定の人物や団体に対して使う場合は、根拠が不十分だと名誉を傷つける可能性があるため注意が必要です。
「八百長」の類義語・言い換え4選
『八百長』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 出来レース
- 不正
- 談合
- 裏取引
類義語①出来レースの意味
はじめから勝敗が決められている、仕組まれた勝負事。出来合いのレース。
引用:Weblio辞書
B子それは出来レースだと言われた。
類義語②不正の意味
正当と見なされる手段や方式を用いないさま。不適切なさま。
引用:Weblio辞書
A子不正は許されない。
類義語③談合の意味
話し合うこと。相談。
引用:Weblio辞書
B男談合は法律で禁止されている。
類義語④裏取引の意味
人に隠れてお互いの利益をはかる、不正な取引。
引用:Weblio辞書
B子裏取引は信頼を損なうだろう。

「八百長」と「出来レース」の違いは?
「八百長」と「出来レース」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「八百長」には勝負事で、前もって勝敗を打ち合わせておいて、うわべだけ真剣に勝負することという意味がありますが、
それに対し「出来レース」には、はじめから勝敗が決められている、仕組まれた勝負事という意味があります。
「八百長」は不正性が明確で強い非難を含むのに対し、「出来レース」は疑いや不公平感を表す比較的やわらかい表現です。
似ている言葉ですが、ニュアンスが異なりますので時と場合に応じて使い分けましょう。
「八百長」は英語で『fixed match』
八百長は英語の『fixed match』に言い換えることができます。
英語の『fixed match』には
- 八百長試合
という意味があります。
「八百長」の対義語・反対語は『公正』
八百長の対義語は、『公正』になります。
公正には
- 公平で偏っていないこと
などの意味があり、公平で偏っていないことを表す際に用いられます。
B男公正な評価を行うために、基準を明確にした。
勝負事で、前もって勝敗を打ち合わせておいて、うわべだけ真剣に勝負することという意味の「八百長」に対して、公平で偏っていないことという意味の「公正」は、反対の意味の言葉として使うことができます。


