「どいたま」という言葉には、「どういたしまして」という意味があります。
「どいたま」は「どういたしまして」を短く省略したインターネット用語の一つですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「どいたま」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
どいたまの意味は『どういたしまして』
語源は「どういたしまして」を省略したネットスラングの一つで、
『どういたしまして』には
- 相手の礼・わび・称賛などの言葉に対して、丁寧に打ち消しながら返すあいさつの言葉
- 相手の思っていることが事実とまったく反するときに用いる言葉
などの意味があります。
「どいたま」の正しい使い方を例文で紹介!
「どいたま」は、「どういたしまして」を短く省略した言葉で、敬語で話す必要のない親しい間柄で使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
どいたま!こちらこそありがとうね~
例文②
仲の良い友人から感謝のLINEが届いたので、「どいたま~」と返信しました。
例文③
「あけおめ」「ことよろ」「おたおめ」「どいたま」など娘からのメールは略語が多いです。
例文④
先輩にインスタのDMで「ありがとう」のメッセージを送ったら、「どいたま」と返ってきたので、親近感がわきました。
例文⑤
後輩からのお礼のメールに、「いえいえ、どいたまです。また何かあれば!」と返信したら、かわいいスタンプが送られてきた。
【どいたまを使う時の注意点】
「どいたま」は「どういたしまして」を省略した言葉でネット上で使用される俗語の一つです。
スマホやパソコンでは文字入力が面倒なので、言葉を省略してスラング化することがよくあり、
「どいたま」もそのように省略されて生まれ、相手からの感謝に軽い気持ちで返したいときに使われます。
親しい友人やネット上でよく会話する人など気の知れた間柄で使用されるもので、
「どいたま」を使うときは目上の人に使わないよう注意が必要です。
「どいたま」の類義語・言い換えは「どういたしまして」
『どいたま』の類義語や言い換えの言葉は「どういたしまして」です。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- どういたしまして
類義語①どういたしましての意味
どういたしまして。こちらこそありがとうございます。
「どいたま」と「どういたしまして」の違いは?
「どいたま」と「どういたしまして」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「どいたま」にはどういたしましてという意味がありますが、
それに対し「どういたしまして」には、相手の礼・わび・称賛などの言葉に対して、丁寧に打ち消しながら返すあいさつの言葉という意味があります。
「どいたま」は「どういたしまして」を省略した言葉でなので意味は同じです。
「どういたしまして」は丁寧な言い方で、文字にするとやや重く堅苦しさがあり、相手からの感謝に軽い気持ちで返したいときは「どいたま」が使われます。
相手に与える印象が全く異なるので場面・状況・関係性に合わせて使い分けることが大切です。
「どいたま」は英語で『you are welcome』
どいたまは英語の『you are welcome』に言い換えることができます。
英語の『you are welcome』には
- どういたしまして
という意味があります。
「どいたま」の対義語・反対語はありません
どいたまの対義語は、ありません。