『行き違い』には『くい違いを生じること』という意味があります。
「何となくの意味しか知らない」「使い方が合っているか分からないまま言っていた」という人もいるのではないでしょうか。
言葉の意味や使い方を正しく理解することで、自分の思いや気持ちを簡単に表現することができたり、コミュニケーションの質を高めることができます。
この記事では『行き違い』の意味や使い方を例文などで、分かりやすく紹介していきます。
行き違いの意味は『くい違いを生じること』
「行き違い」は人が行き会わないことを指します。
そこから更に人の考えなどがくい違うという言葉になりました。
『行き違い』には
- すれちがいになって、出会わないでしまうこと
- 意志がうまく通じないで、くい違いを生じること
- いきちがい
などの意味があります。
行き違いの正しい使い方を例文で紹介!
『行き違い』は、人がすれちがって会えない時や意志が通じない時に使われる言葉です。
例文を見て、正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
私も同窓会に途中まで参加していたが、B子とは行き違いで会えなかった。
例文②
本メールと行き違いでご連絡をいただいておりましたらご容赦ください。
例文③
ちょっとした行き違いから大喧嘩になり、彼とは別れることになった。
行き違いの類義語・言い換え3選
『行き違い』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。
①食い違い
②入れ違い
③齟齬
類義語①食い違いの意味
- 食い違うこと。また、その点。
- 塀・土手などが互い違いになるように作ってあること。また、そのもの。
引用:goo辞書
CさんとDさんの言い分には食い違いが生じている。
類義語②入れ違いの意味
1.一方が出たすぐあとに、他方がはいること。いれちがえ。いりちがい。
2.間違って入れること。いれちがえ。
引用:コトバンク
類義語③齟齬の意味
相違や差異が生じることで、物事が進まなくなった状態を意味する。
引用:Weblio辞書
先方との間に齟齬が生じるといけないので、この部分は強調して説明してください。
行き違いは英語で『misunderstanding』
行き違いは英語の『misunderstanding』で、表現することができます。
行き違いの対義語・反対語は『合致』
行き違いの対義語は、『合致』になります。
合致には
・ぴったり合うこと
・一致すること
などの意味があり、物事や考えが合うという意味で用いられます。
「行き違い」はすれちがうので合うことはありませんが、
「合致」はぴったりと合うことを表します。