「銭ゲバ」という言葉には、「お金のためならなんでもする」という意味があります。
お金のためならなんでもする人を表すときによく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「銭ゲバ」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
銭ゲバの意味は『お金のためならなんでもする』
銭ゲバの読み方は「ぜにげば」です。
語源はジョージ秋山のマンガのタイトルから来ていて、銭はお金・ゲバは暴力行為を意味するドイツ語のゲバドルから作られた言葉です。
『銭ゲバ』には
- お金のためならなんでもする
などの意味があります。
「銭ゲバ」の正しい使い方を例文で紹介!
「銭ゲバ」は、お金のためならなんでもする人を表すときに使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
いくらお金に困っても銭ゲバにはなりたくない。
例文②
彼はお金のためならなんでもするから陰で銭ゲバと呼ばれている。
例文③
彼女はとてもいい子だけど銭ゲバだ。
例文④
彼はお金が好きすぎて銭ゲバ度が高い。
例文⑤
学費のために銭ゲバ状態だが、偉いと思う。
【銭ゲバを使う時の注意点】
半世紀近く前に使用された造語なので、最近では使用する人はあまりいません。
「銭ゲバ」の類義語・言い換え5選
『銭ゲバ』の類義語や言い換えの言葉は5つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 強欲
- 拝金主義
- 亡者
- けち
- 守銭奴
類義語①強欲の意味
非常に欲が深いこと。また、そのさま。
引用:weblio辞書
強欲なことは上を目指すためには大切なことだと思う。
類義語②拝金主義の意味
金銭こそが最上のものと考え、何よりも大事に扱うといった考え方や性格のこと。
引用:weblio辞書
彼女は拝金主義なので付き合いにくい時がある。
類義語③亡者の意味
金銭や色欲などの執念にとりつかれている人。
引用:goo辞書
彼はいつから金の亡者になってしまったのだろう。
類義語④けちの意味
気持ちや考えが卑しいこと。心が狭いこと。また、そのさま。
引用:goo辞書
けちな考えは時に損することがあると思う。
類義語⑤守銭奴の意味
金をため込むことばかりに執心する、けちな人。
引用:weblio辞書
彼は良い人だが、守銭奴なのでお金の話はしたくない。
「銭ゲバ」と「守銭奴」の違いは?
「銭ゲバ」と「守銭奴」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「銭ゲバ」にはお金のためならなんでもするという意味がありますが、
それに対し「守銭奴」には、お金を貯めるためにけちな人という意味があります。
貯めるためにけちな人とお金のためならなんでもすることなので、少し違った意味になります。
「銭ゲバ」は英語で『mammon』
銭ゲバは英語の『mammon』に言い換えることができます。
英語の『mammon』には
- 富の神
- 拝金主義者
という意味があります。
「銭ゲバ」の対義語・反対語はない
銭ゲバの対義語は、ありません。