同じ轍を踏むの意味とは?正しい使い方・例文を簡単に解説!言い換えは?

男性

「同じ轍を踏む」という言葉には、「先人が失敗した同じ失敗を繰り返すこと」という意味があります。

何かを失敗したシーンなどでよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「同じ轍を踏む」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。

目次

同じ轍を踏むの意味は『先人が失敗した同じ失敗を繰り返すこと』

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【同じ轍を踏むの意味】

先人が失敗した同じ失敗を繰り返すこと。単に「轍を踏む」とも言う。前の車の車輪跡にはまり込んで、転倒する、という状況に譬えた表現。

引用:Weblio辞書

同じ轍を踏むの読み方は「おなじてつをふむ」です。

語源は、馬車や荷車などが通った後にできる車輪の後を表す「轍」です。

轍に沿って進む事で安定して走行することができますが、間違えた道を行った轍や、転倒してしまった轍を進むことで、同じように道に迷ったり転倒したりすることが由来となっています。

『同じ轍を踏む』には

  • 先人が失敗した同じ失敗を繰り返すこと

などの意味があります。

同じ轍を踏むの正しい使い方を例文で紹介!

男性

同じ轍を踏む」は、先人が失敗した同じ失敗を繰り返すことを表す際に使われる言葉です。

間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。

例文①

A子

兄と同じ轍を踏まないように、受験する学校は慎重に決めよう。

例文②

B男

前回と同じ轍を踏まないように、念入りに準備します。

例文③

C子

自分と同じ轍を踏まないように、後輩にはきちんと引き継ぎをしてあげよう。

例文④

B子

前もって準備をしておかないと、同じ轍を踏むことになる。

例文⑤

C男

同じ轍を踏むことがないように、気をつけましょう。

同じ轍を踏むを使う時の注意点】

「同じ轍を踏む」という表現は、「轍を踏む」だけで表される場合がありますが、同じ意味で使われます。

「同じ轍を踏まないように」という言い回しで、戒めの言葉として使われる事が多いため覚えておきましょう。

同じ轍を踏む類義語・言い換え3選

男性

同じ轍を踏む』の類義語や言い換えの言葉は3つあります。

類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。

相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。

  1. 前車の轍を踏む
  2. 前車の覆るは後車の戒め
  3. 二の舞

類義語①前車の轍を踏むの意味

前に行った車のわだちを、あとの車が踏んで行く。前の人と同じような失敗をあとの人が繰り返すことにいう。前轍 (ぜんてつ) を踏む。

引用:goo辞書

B子

前車の轍を踏むことがないように、注意すべきポイントを押さえて取り組む。

類義語②前車の覆るは後車の戒めの意味

先人の失敗は後人の教訓となるというたとえ。

引用:Weblio辞書

A子

これはまさに、前車の覆るは後車の戒めだ。

類義語③二の舞の意味

人のあとに出てそのまねをすること。特に、人のした失敗を繰り返すこと。

引用:goo辞書

B男

僕の二の舞にならないように、プレゼンの練習はしておいたほうがいいよ。

忸怩たる思いの意味

同じ轍を踏むは英語で『follow in somebody's footsteps

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同じ轍を踏むは英語の『follow in somebody's footsteps』に言い換えることができます。

follow in somebody's footstepsの意味

前車の轍を踏む,踏襲する

引用:Weblio英和辞典・和英辞典

英語の『follow in somebody's footsteps』には

  • 前車の轍を踏む
  • 踏襲する

という意味があります。

「同じ轍を踏む」の対義語・反対語はありません

男性

同じ轍を踏むの対義語は、ありません

二の足を踏むの意味

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