「ピュア」という言葉には、「まじりけのないさま」という意味があるカタカナ語です。
日常生活でもよく使われる言葉ですが、正しい使い方を知らないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「ピュア」の意味や使い方などを例文を交えながら、分かりやすく解説していきます。
ピュアの意味は『まじりけのないさま』
ピュアの読み方は「ぴゅあ」です。
語源は英語のpureです。
『ピュア』には
- まじりけのないさま
- 純粋
- けがれがないさま
などの意味があります。
「ピュア」の正しい使い方を例文で紹介!
「ピュア」は、良い意味で使われる言葉です。
間違った使い方をすると相手に伝わらなかったり、失礼な印象を与えてしまう可能性もありますので、例文と共に正しい使い方を知っていきましょう。
例文①
中学時代はとてもピュアな恋愛をしていたと思う。
例文②
味の素のピュアセクレトマヨネーズがお気に入りだ。
例文③
彼を面接した時、とてもピュアな印象を受けた。
例文④
推しは職業柄苦労も多いだろうにいつまでもピュアだ。
例文⑤
食品添加物などを使っていない商品は名前にピュアと入っていることが多い気がする。
「ピュア」の類義語・言い換え4選
『ピュア』の類義語や言い換えの言葉は4つあります。
類義語を知り、同じ意味を持つ複数の言葉を使い分けることができると相手とのコミュニケーションが円滑になります。
相手の理解度や状況に合わせて、最適な言葉を選択していきましょう。
- 素直
- 初々しい
- 清純
- 無垢
類義語①素直の意味
1.ありのままで、飾り気のないさま。素朴。
2.性質・態度などが、穏やかでひねくれていないさま。従順。
3.物の形などが、まっすぐで、ねじ曲がっていないさま。
4.技芸などにくせのないさま。
5.物事が支障なく、すんなり進行するさま。
引用:Weblio辞書
素直に育ってほしいからという理由で名前に「直」を入れたそうだ。
類義語②初々しいの意味
1.物慣れないで幼い感じがする。世間慣れしていないで、若々しく新鮮にみえる。
2.はじめてなので、気持ちが落ち着かない。きまりが悪い。恥ずかしい。
引用:コトバンク
高校生や大学生でも1年生は初々しいね。
類義語③清純の意味
清らかで素直なこと。世の中のけがれにそまっていないこと。また、そのさま。
引用:Weblio辞書
清純派というキャッチコピーは後々苦労しそうだ。
類義語④無垢の意味
- 仏語。煩悩のけがれを離れて、清浄であること。
- けがれがなく純真なこと。うぶなこと。また、そのさま。
- 金・銀などがまじりけのないこと。
- 和服で、表裏同色の無地の共布で仕立てた長着。白無垢は婚礼衣装に、色無垢は略礼装に用いられる。
引用:goo辞書
ドレスにはあまり憧れがないから消去法で白無垢かな。
「ピュア」と「純粋」の違いは?
「ピュア」と「純粋」は似ている言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
「ピュア」「純粋」共にまじりけのないさまという意味があります。
英語のpureは「純粋」という意味なので「ピュア」と「純粋」はカタカナ語(英語)か日本語かの違いです。
「ピュア」の対義語・反対語は『不純』
ピュアの対義語は、『不純』になります。
不純には
- 純真・純粋でないこと
- けがれていること
- まじりけのあること
などの意味があり、まじりけがあるという意味で用いられます。
美人な店員さんがいたからという不純な動機でそのカフェのバイトを選んだ。
純粋という意味の「ピュア」の対義語は、純粋でないという意味の「不純」です。